目次

FileZilla

デフォルト設定のままだと使いにくい点があるので、変えるべき設定をまとめる。
Linux の場合なので、他 OS は適時読み替えが必要。

変更すべきこと

ダークモードをやめて、ライトモードに変更

システムがダークモードだと FileZilla がダークモードになる。
常にシステムの設定を見るので、FileZilla 内の設定で任意変更は不可能。

起動時に環境変数を渡すことで、FileZilla だけライトモードを強制する。
環境変数を渡して起動すれば良い。

GTK_THEME=Adwaita:light filezilla

使っているテーマが Adwaita 以外なら、都度変更する。
Zorin OS なら GTK_THEME=ZorinGrey-Light みたいになる。
指定可能なテーマは /usr/share/themesを見に行けばわかる。

ただ、CLI 経由で起動することはほぼ無いはずで、ショートカットで環境変数を使った起動をしたい場合は、ファイルをいじる必要がある。

~.local/share/applicationsfilezilla.desktop という名前でファイルを作り、以下を記述する。
この元ファイルは /usr/share/applications/filezilla.desktop にあるので、コピーでも良い。
ただし、その場合は権限周りを注意。

[Desktop Entry]
Name=FileZilla
GenericName=FTP client
GenericName[da]=FTP-klient
GenericName[de]=FTP-Client
GenericName[fr]=Client FTP
Comment=Download and upload files via FTP, FTPS and SFTP
Comment[da]=Download og upload filer via FTP, FTPS og SFTP
Comment[de]=Dateien über FTP, FTPS und SFTP übertragen
Comment[fr]=Transférer des fichiers via FTP, FTPS et SFTP
Exec=env GTK_THEME=Adwaita:light filezilla
Terminal=false
Icon=filezilla
Type=Application
Categories=Network;FileTransfer;
Version=1.0

重要なのは Exec=env GTK_THEME=Adwaita:light filezilla 部分。
これでショートカットから起動するときにライトモードになる。

アイコンをかっこよく、わかりやすいのに置き換え

GUSSAN-BEEDAN/FileZilla-Theme-Flat をありがたく使わせてもらっている。
Linux の場合は /usr/share/filezilla/resources 配下にインストールすることで選択可能となる。
インストール先が異なるだけで、基本は README の通り。

ダブルクリック時のアクションをファイル編集に変更

FileZilla 内の設定から変更する。
場所は インターフェイス > ファイルリスト > ダブルクリックしたときのアクション にある。
ファイルをダブルクリックしたときのアクション表示/編集 に変更する。

邪魔なメニューを非表示

FileZilla 上のメニューバーから変更する。
表示の中から必要なものにだけチェックボックスをつける。
個人的には ツールバー だけあれば十分。
他のは一切不要か、必要なときだけ表示すれば良い。